投球時には肘の内側に「引っ張られる力」、外側には「骨同士がぶつかる力」、後方には「圧迫の力」がかかります。これらが繰り返されることで、靭帯の炎症や軟骨の損傷、肘の後方の痛みなど、さまざまな症状につながります。
野球肘は、早めのケアと適切な休息がとても重要です。痛みをガマンして投げ続けると悪化しやすいため、「少し痛いかな?」と感じた段階で相談することをおすすめします。
野球肘の原因について

野球肘が起きる主な原因は、投球動作による“使いすぎ”と身体のバランスの乱れです。投げる動作を繰り返すことで、肘の靭帯・軟骨・筋肉に負担が蓄積し、炎症や痛みが起こりやすくなります。
特に投げすぎは最大の原因で、休息が足りない状態で練習を続けると肘が回復しきれず、痛みを引き起こします。また、フォームの崩れや身体の柔軟性不足、肩・体幹・股関節の筋力バランスが整っていない場合も、力の伝わり方が悪くなり、その負担が肘に集中します。
投球量・フォーム・筋力・柔軟性・休息のどれかが乱れると肘へのストレスが増し、野球肘を発症しやすくなります。